お父さん・お母さんとしては、赤ちゃんが触れるものには、気を使っていますよね。
ジョイントマットは、赤ちゃんが直接触れる商品です。
しかも、手で触れるだけではなく、なめたり、かじったりする可能性もあります。
実は、赤ちゃんが触れるジョイントマットにホルムアルデヒドが含まれていると問題なんです。
ホルムアルデヒドという言葉はニュースなどで、聞いたことがあるんではないでしょうか。
しかし、ホルムアルデヒドがどんなもので、どんな影響があるのかまでは、知らない人も多いですよね。
一言でいうとホルムアルデヒドは、人体によくない物質なんです。
このホルムアルデヒドがどんな影響を与えるのかをまとめました。
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ホルムアルデヒド
ホルムアルデヒドとは
劇物に指定されていて、刺激臭を持つ無色の気体です。
他に劇物に指定されているものでは、水銀や硫酸があります。
このあたりと同類と考えると、かなり危険な物質であることが想像できますよね。
ホルムアルヒドは、発がん性物質に指定されている危険な物質です。
ホルムアルデヒドが体内に入ると、がんになる可能性が高くなってしまいます。
別名
ホルムアルデヒドが、35~38%含まれている水は、ホルマリンと呼ばれています。
学校の理科で、習ったことがあるかもしれませんね。
ホルマリンは、生物をそのままの形で保存することができるので、保存するときに使われてきました。
代表例は、ホルマリン漬けです。
使い方によっては、便利なんですが、生活環境の中にあると危険なものです。
症状
ホルムアルデヒドが、目や喉に入ると炎症を起こします。
水にも溶けやすいので、ホルムアルデヒドの液体が皮膚につくと炎症がおきます。
もし、ジョイントマットにホルムアルデヒドが含まれていると、赤ちゃんがなめたときに液体になって溶け出す可能性があります。
溶けだしたホルムアルデヒドが、赤ちゃんの体内に入るととても危険です。
用途
ホルムアルデヒドは、昔から、接着材・塗料・防腐剤としてよく使われてきました。
衣類の防しわ・防縮の目的でも使用されています。
規制
近年、発生した「シックハウス症候群」によって規制が厳しくなっています。
厳しくはなっていますが、規定値が定められていて、その値を超えないようにする規制です。
人体に影響を与える値を超えない量については、含まれていても問題ないとされているようです。
安全性の基準
赤ちゃんは、成長段階で体も小さいです。
まだまだ抵抗力が弱く、大人が赤ちゃんを守ってあげる必要があります。
赤ちゃん(小さい子ども)の服やおもちゃには、大人用の商品よりも安全基準が厳しい商品が多いんです。
理由は、赤ちゃんが小さいことと、何でも口に入れてしまうためです。
具体的には、日本では、対象年齢の低い商品については、ホルムアルデヒドが含まれていないことを証明するように試験が義務図けられています。
この試験に合格しなければ、販売することができません。
販売されている商品は、試験に合格していることが標示されているものもあります。
ジョイントマットは、赤ちゃんが着るものではないですが、触ったりなめたりする可能性が高い商品です。
もちろん、ホルムアルデヒドが含まれていない商品を選ぶほうが安心です。
ジョイントマットは、赤ちゃんだけが使う商品に限定されていないので、すべての商品が試験を受けているとは限らないからです。
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まとめ
ホルムアルデヒドは、がんになりやすい物質であり、触れると炎症がおこる危険な物質です。
やさしいジョイントマットとやさしいコルクマットは、公的機関のホルムアルデヒド試験をクリアしているので安心して使うことができます。
●やさしいジョイントマット
●やさしいコルクマット
ご紹介した2つのジョイントマットは、ホルムアルデヒド非検出です。
商品によっては、安全性の試験を受けていないものがあるかも知れません。
赤ちゃんや小さい子どもが使うものは、特に、安全面に気を付けてあげたいですよね。
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