床暖房は、ぽかぽかと足元があったかくて快適に過ごすことができますよね。
大人には、快適な床暖房ですが、赤ちゃんがいる場合には、心配ないんでしょうか。
赤ちゃんがいるときは、床暖房を使ってはいけないという話も聞くことがありますよね。
本当に赤ちゃんがいるときは、床暖房を使ってはいけないんでしょうか。
床暖房の種類についてはこちら>>>
目次
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床暖房が危険といわれる理由
低温やけど
低温やけどは、体温より少し高い温度のものに触れ続けてできるやけどです。
通常のやけどは、熱湯のように高温のものに触れることでできます。
それに対して、低温やけどは、触った瞬間には、熱いと感じないものでも長時間触れ続けていたためにできるやけどです。
赤ちゃんは、1日のほとんどの時間を寝ているか、寝転がって過ごします。
しかも、乳児は、大人と違ってちょっと熱いと感じても簡単に動くことができません。
同じ場所にずっといるから、低温やけどをしてしまう可能性が高いんです。
もし、低温やけどしてしまったら、まず、冷やすことが先決です。
低温やけども普通のやけどと同じで、患部を冷やすことが大切なんです。
冷やして治る程度の軽度のやけどの場合は、問題ありませんが、水ぶくれができたり様子がおかしい場合は、危険です。
大人の場合は、少し様子を見て治らなかったら病院に行くと考えてしまいますよね。
赤ちゃんの場合は、早めに病院で受診した方が安心です。
脱水症状
赤ちゃんは、大人よりも脱水症状になりやすいんです。
体の機能も成長途中ですし、汗も大人よりかきやすいです。
汗で水分をたくさん使うのに、自分で水分補給をすることができません。
この状態が続くと、脱水症状になってしまいます。
床暖房は、暖かいので、汗をかきやすいです。
床暖房がない部屋と比べると、赤ちゃんの脱水症状が起こりやすいんです。
本当はどうなのか
低温やけど
床暖房だから、低温やけどをするとは限りません。
床暖房メーカーでも赤ちゃんが床暖房を使っても、ほとんど心配がないと説明している会社が多いです。
このほとんどという表現の意味は、安全ですという意味合いで書かれていることが感じられます。
つまり、赤ちゃんがいるときでも床暖房を使って問題がないと考えられます。
脱水症状
脱水症状が起こるかどうかは、床暖房メーカーでも説明がありません。
これは、床暖房と低温やけどほど、床暖房と脱水症状は、因果関係がないと考えているからでしょうね。
つまり、脱水症状は起こる可能性があると考えたほうが安心です。
結論
赤ちゃんのいる部屋で、床暖房を使うときに低温やけどの心配は、それほどしなくてもいいんです。
しかし、脱水症状が起こらないように気を付けないと危険です。
対策
赤ちゃんのいる部屋で床暖房を使うときに、赤ちゃんが低温やけどや脱水症状にならないための対策があります。
それは、ジョイントマットです。
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なぜジョイントマットがいいのか
低温やけど対策
ジョイントマットは、断熱性の特徴があります。
断熱とは、熱を伝えないんです。
例えば、ジョイントマットを床暖房の床の上に敷いて、その上に赤ちゃんを寝かすとします。
すると、ジョイントマットの表面は、熱くないんです。
ジョイントマットの表面は、常温です。
これなら、赤ちゃんが低温やけどをすることがありません。
しかも、床暖房で床の表面温度が高くなっているので、床付近の温度も暖かいんです。
赤ちゃんには、直接熱が伝わらないのに、赤ちゃんの回りの気温が暖かいので、快適に過ごすことができます。
脱水症状対策
ジョイントマットを敷くと直接赤ちゃんに熱が伝わらないので、赤ちゃんが発汗する量も少なくなります。
体から出る水分が少なくなるので、脱水症状になる可能性を低くできます。
しかし、床暖房の上で寝ていなくても赤ちゃんは汗をかきます。
冬だと床暖房以外にも暖房器具を付けて、部屋を暖めますよね。
部屋が暖かくなると、赤ちゃんも汗をかきやすくなります。
脱水症状の対策は、こまめな水分補給です。
床暖房をつけていなくても、水分補給を忘れないでくださいね。
床暖房とジョイントマットが気になる人はこちら>>>
まとめ
床暖房の部屋で、赤ちゃんが遊んでも危険がないかを確認してきました。
「床暖房の部屋だから危険」と言い切ることはできません。
しかし、普段よりも注意してあげる必要はあります。
少しでも赤ちゃんが楽に遊ぶ環境を作ってあげるには、床暖房の部屋にジョイントマットはおすすめです。
赤ちゃんだけではなく、お母さんやお父さんの心配を減らすことができます。
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